cygwinの設定

慣れてくると便利なunixコマンド達。
かわいくて常に傍にいたい!!

てな人がいるかもしれない。
だけどそんな人が、「開発環境はWindowsのみです(キリッ」なんて言ってくる職場になってしまうかもしれない。

人生が全て終わりだ。もう生きている意味がない・・・

「まぁ、待ちなよ。そんなに簡単に人生あきらめちゃいけねぇぜ。」(誰

救世主cygwinの登場だ!!きゃー(//▽//)

本体のインストールと最低限wgetパッケージのインストールを行っておく。
詳細やインストールに関してはggrks。(何様だ
それが終わって起動してからのメモ。

proxy環境での使用

社内からなどで利用する場合、proxy設定が必要になってくる。
基本的には、windows環境で設定されたネットワークで利用できるのだが、proxy情報は別途設定が必要。
cygwin上からproxy経由で使用する場合は、.bashrcに記述することで対応できる。

export http_proxy

この項目にサーバーとポートを記述すれば大丈夫。

apt_cygのインストール

cygwinのパッケージ追加って、インストールに使用したsetup.exeを起動していちいち選択しなきゃならない。
そんなのめんどいよ。
かといって、ソースコードからコンパイルもめんどいし、バージョン管理も大変。
aptコマンドプリーズ・・・

そんな状況にはこれ、apt-cygコマンド!!
まんま、aptコマンドと同じようにcygwin環境で活躍してくれる。
早速インストールするぜ!!(このためにwgetコマンドだけ先にインストールしておいた)
wgetコマンドで取得してきて、/binディレクトリに移動して実行権限を付与する。

wget.exe http://apt-cyg.googlecode.com/svn/trunk/apt-cyg
mv apt-cyg /bin/
chmod.exr +x /bin/apt-cyg

これでapt-cygコマンドが使えるようになる。
vimやscreenを楽チンインストールできちゃう。

apt-cyg install screen
apt-cyg install vim

2015-11-11追記
久々にやったらapt-cyg install でmd5ハッシュ値が違うって怒られた。
実際に/setup/配下にインストールされたファイルを見ると、md5ではなくsha512ハッシュ値が記載されてた。
あれ?って思って調べたら、とまってた開発がgithub上で再開したみたいだった。
なので取得先が変わる。

wget https://raw.githubusercontent.com/transcode-open/apt-cyg/master/apt-cyg

WindowにインストールされているMySQLサーバーを使用

xamppなどで既にインストールされているMySQLサーバーへ接続には--protocol=tcpを渡す。
アカウントがusernameでdb_nameデータベースへログインする場合は以下になる。
カラム名などタブで自動補完してくれる--auto-rehashオプション付)

mysql --protocol=tcp --auto-rehash -uusername -p db_name

パスワードプロンプトが表示されるので、パスワードを入力してENTERキーをッターンとやればログインできる。
alias登録しておけば、いちいち入力しなくても簡単にアクセスできる。

lsコマンド・grepコマンド結果を色付きにする

    • color=autoオプションをつける事で見やすい結果表示になる。

ディレクトリや実行ファイルなどが見つけやすくなるね。

ls --color=auto /home/username/
grep --color=auto 'keyword'

これもalias登録しておけば、常に色付き。
よく使うls -lコマンドもまとめてalias設定しておけばひと手間省ける。

まとめ

~/.bashrc が以下のとおりになる。

# proxy設定
proxy=http://proxy-server-name:8080/
export http_proxy=$proxy
export ftp-proxy=$proxy

# データベース接続
alias mysql="mysql --protocol=tcp --auto-rehash -uusername -p db_name"

#色付きGREP
alias grep="grep --color=auto"

#色付きLS
alias ls="ls --color-auto"
alias ll="ls -l"